SMパートナー探しに失敗する男性のほとんどは、SMにおける「S」の役割を完全に勘違いしています。
思い込みで「S男としての振る舞い」決め付けるのは愚かな行為で、間違った価値観を矯正しないまま突っ走ると、気づいたときには完全に手遅れになっています。
絶望的にモテない「勘違いS男」になってしまうと、SMパートナーはおろか、普通の女性にすら全く相手にされなくなります。
目次
勘違いS男によくある特徴5選
まずは勘違いS男にありがちな特徴を5つにまとめてみました。
SMパートナーをゲットできない男性の思考パターンは、下記のいずれかに分類されます。
女性を雑に扱えばいいと思っている
「M女なんだから、とりあえず雑に扱っておけば大丈夫だろう」
…と考えるのは、勘違いS男がやらかしがちな失敗の一つ。
公の場でM女性に対して、暴言を吐いたり、モラハラ発言をしたりしている人は、シンプルに相手に迷惑なので今すぐにやめましょう。
「キツイ言葉を吐かれるのが好き」という女性は確かにいますが、それはあくまでも信頼関係があってことの話。
「Mだから」という理由で女性に暴言を吐くのは、SMプレイの一種である「言葉攻め」を表面上でしか見れていない痛い人の証拠です。

いくらM的趣向が強かったとしても、「誰でもいいから服従したい!」と思っている女性は滅多にいません。
そもそもプライベートでも雑に扱われたいと思っている女性なんてほとんどいません。AVなどでよく見る「服従プレイ」や「言葉攻め」は、あくまでもフィクションの世界。
物事の外側だけを見て勝手な妄想を膨らませるタイプの男性は、キツイ言葉遣いや、酷い態度をとっていれば女性が喜ぶと思ってしまいます。
プライベートとプレイがハッキリ区別できるからこそ、アブノーマルな世界に没入できるというもの。
それを履き違えて現実世界でもモラハラ・セクハラ・暴言のオンパレードでは…モテるどころか周囲からどんどん孤立していきますよね。
自称ドS男からは距離を置こう
稀に出現する「自称ドS男」もこの仲間。モテるS男は自分の事を「S」とは公言しませんし、それを免罪符にして周り気を遣わせたりしません。「俺ってSなんだよね〜」が口癖の人は、SMを悪い意味で勘違いしている男性である確率が高いので、極力距離を置きましょう。
「オラオラ系」=Sだと思っている
見た目が強面・ヤンキー系であればS男になれるという思い込みも、モテないS男にありがちな恥ずかしい間違いです。
- 「怒ると怖そうな雰囲気を演出する」
- 「わざと威圧的な態度で女性と接する」
- 「髪色を金髪に染めるなど奇抜な格好にする」
…など、見た目や態度だけを変えても何の意味もありません。
見た目はパートナー探しにあまり関係がなく、むしろ内面から出るオーラや魅力が大切になります。
見た目がオラオラ系・ヤンキー系・コワモテ系だからといって、「プレイもS度が強そうだわ…」と都合よく解釈してくれる女性なんてほとんどいません。
オラオラ系が好きという人は稀
実際には、オラオラ系に対して嫌悪感や苦手意識を持っている女性のほうがはるかに多いです。危険な行為も含まれるのがSMの世界なので、実際の見た目が乱暴な印象だとむしろマイナス評価。「プレイ中も抑制が効かなくなるのではないか」という不安に繋がってしまうと、一瞬でパートナー候補から脱落です。
自分の見た目がどうであれ、無理にそっち系に寄せる必要は一切ありません。

「大人しくて一見S男に見えないけど、プレイのときは変態になる」…このほうがいい感じのギャップが生まれるので、実は女性にモテやすくなったります。
女性を奴隷のように扱う
女性を奴隷のように扱ってしまうのも、よくある勘違いパターンの一つ。全ての女性が主従関係を求めているわけではありません。
「服従プレイ」「奴隷プレイ」などは、SMを構成する一つの要素にしか過ぎず、対等な関係性を維持したままお互いの性的趣向を満たしたいと考えている女性はかなり多いのが現状です。
どの女性に対しても奴隷のように振る舞うことを前提で話を進めるのは、価値観の固定化が招く愚かな行為です。
まずは女性が持っている性的趣向や、プレイの距離感、求めている関係などをさりげなくヒアリングすること。相手に意向をもとに柔軟にプレイ内容を変えていくのが、S男性に求められる真の役割です。

きちんと関係性を構築する前に暴走して、「ご主人様とお呼びなさい」…みたいな寒い台詞を言っちゃってませんか?どんなプレイをするにせよ、相互理解が進まないと独りよがりのSMプレイから抜けられなくなります。
プレイと現実の区別がついていない
勘違いS男は、「SMプレイ」と「現実世界」の区別をつけることができません。
SMプレイのときに行った行為を外で会っているときにも強要してきたり、口調や態度をキツくして女性を不快にさせたり…など、女性にとってはかなり痛々しい行動をとってしまいます。
プレイ中にだけ変態性を出すからこそ、「SMパートナー」という関係が成立するものです。
日常にまでSMの要素を持ち込みだしたら、それは「非日常」ではなくなってします。
- SMプレイを現実に持ち込む・・・プレイ中の主従関係を現実世界でも要求する、叩く・つねるといった強めのスキンシップが多い、普段会っているときも罵詈雑言を吐きかける、など
- 現実をSMプレイに持ち込む・・・プレイ中に「明日仕事だからそろそろ切り上げるぞ」などと言う、日常を連想させる会話をする、パートナーのコンプレックスをプレイ中に指摘する、など

プレイを日常に持ち込むのはもちろんダメですが、プレイ中に日常を感じさせない工夫も怠らずに。ほとんどの女性はSMプレイに「非日常」を求めるので、プレイ中の「日常」要素は限りなくゼロにすべきです。
口調・態度・会話・行動の全てに気を配って、プレイと現実の区別を明確に線引きできるようにしましょう。
これができないと、長期的なSMパートナーを獲得することはかなり難しくなります。
自分の好きなことを強要してしまう
女性の意向を完全無視して自分本位なプレイに突っ走ってしまうのも、モテないS男にありがちなダメパターンの一つ。
未だに「S男はプレイ中何をしても良い」と考える人がいますが、これは大きな間違い。
実際のS男は、パートナーが求めるプレイを態度・性格・雰囲気などから感じ取り、相手の欲求を満たしつつ自分のプレイを重ねる…という高度な技術が必要になります。
「自分の好きなことだけを相手にぶつけて受け止めさせる」ではないのです。

「M女性は誰でもいいから虐められたい」わけではなく、「自分のことを大切に想ってくれる男性から虐められたい」が正しい願望です。男性側から思いやりや優しさを感じることができないと、健全なSMプレイとして成立しにくいのです。
「思いやりの深さ」「相手の気持ちを察する能力」「紳士としての振る舞い」など、数多くのチェックポイントを女性は厳しい目で見ています。
表面的な言葉を信じないように
M女性が言った「好きなことをしていい」を真に受けてしまう男性は確実にモテません。プレイのときだけ気を遣うのではなく、日常でも紳士として振る舞うことを常に心がけてください。
勘違いS男を反面教師にして勉強しよう
勘違いS男の特徴を5つに絞って解説してみました。
M女性が虐められたいのは「自分が好意を持っている男性」からだけで、全く気にしていない男性からSオーラを出されてもただただ迷惑なだけです。
ここを理解できずにいくらSっぽく振る舞っても、モテない人が足掻いているだけ…という悲しい構図になってしまいます。

モテるS男になるには、自己改善を地道に繰り返す以外に道はありません。ただし、事前に勘違いパターンを知っておくことで、致命的な失敗パターンを回避することは可能です。
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今回は勘違いS男の特徴について5つのパターンで解説します。無意識に同じ行動・思考をしていないかもチェックしてみてくださいね。